働き方

【再挑戦してよかった】一度やめた私がもう一度在宅ワークを始めたリアル体験談

「在宅ワークを始めてみたけれど、思うようにいかなくてやめてしまった…」
「スキルも自信もなくて、やっぱり私には向いてなかったのかも…」

そんなふうに感じて、立ち止まっているあなたへ。
実は、私は一度、在宅ワークをやめてしまったことがあります。

やりたい気持ちはあったのに、思ったように成果が出ず、誰にも相談できず、
「このまま続けていてもいいのかな」と自信をなくして、すべての案件を手放しました。

でも、今、私は在宅ワークをしています。
そして、「再挑戦して本当によかった」と心から思っています。

この記事では、そんな私の「一度やめた在宅ワークを、もう一度始めることができた理由」
そして、再スタートして気づいた大切なことを、リアルな体験談としてお届けします。

今、止まってしまった自分にもやもやしているあなたの背中を、そっと押せる記事になれば嬉しいです。

一度やめた理由は、自信がなくなったから

最初は、「やってみたい!」「もうこの働き方以外考えられない!」という気持ちで始めた在宅ワーク。

過労で倒れたことがきっかけで働き方を見直した私には、家にいながら働くことが理想で、出勤する働き方は選択肢にはありませんでした。

そんな私は、声をかけてもらったことをきっかけに、初めてオンラインで家にいながら働くことをスタート。
スキルも経験もなかった私でも、誰かの役に立てることが嬉しくて、夢中で取り組んでいました。

でも、あるときから自分の限界を感じるようになります。

クライアントさんのインスタアカウントを運用している中で、「もっと成果につながる提案がしたい」と思う一方で、何をどう提案したらいいのかがわからない。

自分に知識がないことが不安になり、だんだん「こんな私が任されていて大丈夫なんだろうか」と、自信を失っていきました。

気づけば、「このままじゃ迷惑をかけてしまうかもしれない」と思うようになり、
すべての案件を引き継ぎ、在宅ワークからも距離を置くことにしました。

振り返ると、本当の理由は“知識不足”ではなく、“相談できる人がいなかったこと”だったのかもしれません。

やめたことを「失敗」と感じていたあの頃の私に、
今ならこう言いたい。

止まったっていい。やめたっていい。
でも、それで終わりにしなくてもいいんだよ。

それでも在宅ワークを諦めたくなかったワケ

やめたあとも、どこかでずっともやもやが残っていました。
「このまま、諦めたままで終わりたくない」
そんな気持ちが、静かに、でも確かに心の中にあり続けていたんです。

先ほども少しご紹介したのですが、私は過労で倒れた経験があり、もう二度とあの働き方には戻りたくない、あのつらい闘病生活にも戻りたくない。
だからこそ、「外に出て働く」という選択肢は、私の中にはありませんでした。

自分を労わりながら、家で働けること
これは、私が働き方を考えるうえで、絶対に譲れない軸でした。

そしてもう一つ。
教員を辞めても、自分のスキルで「ありがとう」と言ってもらえる働き方がしたかった。

特別な資格やスキルはなかったけれど、
小さなサポートや言葉選び、人の気持ちを想像する力、計画的に行動する力には、ちょっとだけ自信はありました。
だからこそ、誰かの役に立てるかもしれないと思ったのです。

そしていつか、

「みさきさんといえばこれ!」
と人に覚えてもらえるような、自分の尖りを見つけたいとも思っていました。

「またやってみようかな」そう思えたのは、ただやめたことを悔やんでいたからではなく、
「やっぱり、私は在宅で、自分らしく働いて生きていきたい」という気持ちが、ちゃんとあったからだと思います。

再スタートで変えたこと

再び在宅ワークを始めようと決めたとき、私はまず「ひとりで抱え込まない仕組みをつくること」を意識しました。

前にやめてしまったとき、私が行き詰まっていた本当の理由は、「知らなかったこと」よりも、「誰にも相談できなかったこと」だったと気づいたからです。

変えたこと①:学び直す環境に身を置いた

前回は、学ぶことをやめてしまったことで、提案の根拠がなくなり、不安ばかりが大きくなっていきました。

だから今は、定期的にインプットとアウトプットを繰り返す習慣を持つようにしています。

常に最新情報や在宅ワークをする上で大事な考え方、自己管理、スキル…
企画や動画学習、フィードバックの場に参加し、「ひとりで悩まない」「止まったままにならない」状態をキープしています。

変えたこと②:できることから始めて、進みながら考える

再挑戦のときは、最初から完璧を目指さないようにしました。

「全部理解してから動こう」ではなく、「今の自分にできること」を出しながら、少しずつ実践していくことを意識。

クライアントの成果により貢献したいと思うからこそ、新しく必要な知識を学び、業務にいかす。

その結果、必要な知識やスキルが、必要なタイミングで自然に身につく感覚をもてるようになりました。

変えたこと③:安心して話せる相手をつくった

「自分のつまずきや悩みを、誰かに話してもいい」と思える環境があるだけで、
仕事への向き合い方がまったく違うことにも気づきました。

今は、「こう考えています」「この仮説で進めて問題ないでしょうか?」「よりよくするためのアドバイスをいただきたいです」と相談できる講師がいます。

それだけで、「失敗したらどうしよう…」「このままでいいの?」という不安がうんと軽くなったんです。

こうして私は、再スタートに向けて自分なりに「安心して働ける環境」を整えていきました。

一度やめたからこそ見えた3つのこと

再スタートしてから、少しずつ在宅ワークの感覚を取り戻し、
「やっぱり、やってよかった」と心から思える瞬間が増えてきました。

あのとき一度やめたからこそ、
今の私にとっての“本当の働き方”が見えるようになった気がします。

① 止まった時間も、私にとって必要なステップだった

やめたことに、ずっと引け目を感じていました。

「続けられなかった自分はダメなんじゃないか」
「もう一度始めても、また同じことになるんじゃないか」
そう思っていたからです。

でも今なら思えます。

あの“止まった時間”があったからこそ、私は自分と向き合えた。
焦らず、無理せず、これからの働き方を考えるための大事な時間だったんだと。

② 働く理由が、自分の中ではっきりした

「なんで在宅ワークをやりたいの?」
以前の私は、この質問にうまく答えらないことがありました。

でも今は、ちゃんと答えられます。

自分を犠牲にせずに、誰かの役に立てる働き方がしたい。
家にいながら、安心して、自分らしく働きたい。

その気持ちがあるから、迷っても戻ってこれる。
「なんとなく」ではなく、“自分で選んで働いている”という実感があります。

③ 挫折も迷いも、働き方を見つける途中だっただけ

やめたこと、悩んだこと、うまくいかなかったこと。
あのときは「失敗」と思っていたことも、今ではすべてが“プロセス”だったと思えます。

遠回りに見えても、すべてが“自分の働き方”をつくるための材料だった。

誰かと同じじゃなくていい。
自分の経験から見えてきた「納得のいく働き方」を、これからも磨いていけばいい。
今では、そんなふうに思えるようになりました。

さいごに|在宅ワークを始めたいあなたへ

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

この記事を読んでいるあなたは、きっと今、在宅ワークを「始めたい」と思いながらも、
「でもうまくいかなかったらどうしよう」
「自分にはやっぱり向いてないのかも」
と、心のどこかで不安を感じているのではないでしょうか。

でも私は伝えたいんです。

やめたいと思ったことがあっても、大丈夫です。

それは、あなたが一度でも「やってみよう」と思って、行動した証だから。
止まったことも、失敗したことも、全部まるごと“経験”としてあなたの中に残っています。

もう一度始めるときは、前と同じやり方じゃなくていい。
あなたが安心できるペースで、無理のないかたちで、少しずつで大丈夫です。

そして、もしまた不安になったら、「相談できる場所」があることを思い出してください。

一言だけでも、あなたの気持ちを聞かせてください

私のLINEでは、同じように
「止まった」「迷った」「でも、もう一度やってみたい」
そんな方からのメッセージを受け取っています。

特別な準備はいりません。
一言でも、つぶやくような形でも大丈夫です。

LINEであなたの“次の一歩”を、そっと一緒に考えていけたら嬉しいです。
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スキルがなくても、やめたことがあっても、遠回りしても、自分らしく働く道は、いつだってここから始められます。

あなたの再スタートを、心から応援しています。

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