「自分に合う仕事の見つけ方が分からない…」
そんなふうに、スマホ片手にため息をついていませんか?
やりたいことも、得意なことも分からない。向いてる仕事なんて、本当にあるの?
転職サイトや診断ツールを見ても、どれもピンとこない。
気づけば検索ばかりして、何も進まないまま、1日がまた終わっていく…。
実は私も、教員として17年間働いていましたが、「自分に合う仕事」や「自分に合う働き方」がわからず立ち止まっていたひとりです。
子どもは好き。でも、日々の忙しさや責任の重さに押しつぶされそうになりながら、
「本当にこの仕事、そしてこの働き方が自分に合っているんだろうか?」と悩むことが増えていました。
そんな日々を経て、今は在宅で働きながら、オンライン秘書やインスタ運用代行として、自分のペースでキャリアを築けるようになりました。
でも正直に言うと、教員時代から「自分に合う仕事の見つけ方」をちゃんと知っていたら、もっと早く動けたと思っています。
この記事では、やりたいことがなくても始められる「自分に合う仕事の見つけ方」について、
過去の私のように迷っている方に向けて、「最初の一歩」を届けたいと思い、書いています。
自己分析が苦手でもできる方法が知りたい
何もない私にもできる仕事ってあるの?
“向いてる仕事”なんて本当にあるの?
そんな不安を抱えている方に向けて、お伝えします。
それでは、自分に合う仕事の見つけ方を一緒に探していきましょう!
自分に合う仕事の見つけ方がわからなくなる理由

「自分に合う仕事の見つけ方を知りたい」と思っても、なかなか動き出せない…
それには、ちゃんと理由があります。
「やりたいことがない=ダメなこと」だと思っているから
「やりたいことを仕事にしよう」
「好きなことで生きていく」
SNSや本でよく見かけるこの言葉に、どこか置いてけぼりにされたような気持ちになることはありませんか?
でも、やりたいことがわからないのは、あなたがダメなのではありません。
興味や関心は、「行動してみて初めて育つ」もの。
頭でいくら考えても、『これ!』と確信がもてないのは当たり前なんです。
情報が多すぎて、選べなくなっているから
転職サイト、診断ツール、SNS、YouTube…
いろんな「見つけ方」があるけれど、どれも一長一短で「結局、私はどうすれば?」と迷いが深まってしまう。
実際、「選択肢が多すぎると選べなくなる」のは、心理学でも証明されていること。
だからこそ、今のあなたに合った 視点 や 行動 に絞ることが大切です。
向いてる仕事を探しすぎて、動けなくなっているから
「自分に向いてる仕事が見つかってから動こう」
そう思って検索を繰り返しているうちに、どんどん動けなくなる…
そんなことはありませんか?
でも実は、向いてるかどうかは やってみてから分かる ことのほうが多いんです。
完璧な正解探しから一度離れてみることが、「自分らしい働き方」への一歩になるかもしれません。
では、そんな迷いのループから抜け出すためには、どうすればいいのでしょうか?
次の章では、「自分に合う仕事の見つけ方」を知るための3つの視点をご紹介します。
自分に合う仕事の見つけ方を知る前に整えたい3つの視点

「自分に合う仕事の見つけ方」を探す前に、まず大事なのは、今の自分をやさしく見つめる視点です。
焦って転職サイトを眺めたり、診断ツールに頼ったりする前に、この3つを意識してみてください。
視点①「理想の1日」から逆算してみる
向いている仕事を探す前に、まずは『自分がどんな1日を過ごしたいか』を思い描いてみるのがおすすめです。
たとえば…
- 朝はゆっくりコーヒーを飲んで、10時から作業を始めたい
- 午後は家族との時間や趣味の時間を取りたい
- 通勤せずに自宅やカフェで仕事ができる環境が理想
こんなふうに、仕事内容ではなく「時間の使い方」や「エネルギーの使い方」に目を向けてみると、「自分にとっての快適な働き方」が見えてきます。
視点②「頼まれて嬉しかったこと」「自然とやっていたこと」を書き出してみる
「得意なことがわからない…」と感じる方は多いですが、実は自分にとって『当たり前すぎて気づいていないこと』にヒントがあります。
例:
- 学年だよりや資料づくりを任されると、ついデザインや構成にこだわってしまう
- 先生同士の間で「相談しやすい」と言われることが多い
- 行事の段取りを組むのが意外と得意
これらは、あなただけの 無意識の得意 や 強みの種 です。
過去に「頼まれがちだったこと」「感謝されたこと」「褒められたこと」を書き出してみましょう。
視点③「確信がなくても、気になる」を大事にする
「やりたいことがハッキリしないから、動けない」
これは多くの人が抱える悩みですが、実は、やりたいことって はっきり分かってから動く ものではないんです。
「なんか気になる」「ちょっと興味があるかも」
その小さな感覚を、どうか大切にしてみてください。
私が在宅ワークに興味を持った最初のきっかけも、決して明確な夢からではありませんでした。
きっかけは、教員時代に過労で倒れ、治療に通ったときのこと。
漢方の先生、鍼治療の先生、温熱治療の先生…。
みなさん、自分のスキルで、自宅や自分で選んだ環境で、人に喜ばれながら働いていました。
それまで「外に出てフルタイムで働く」という選択肢しかもっていなかった私にとって、
その姿はまるで、別世界のように見えて、とても衝撃的だったんです。
そしてもうひとつ、「ネットで 自由な働き方 という言葉を見たときのもやもや」。
自分には関係ないと思いながらも、なぜか心がざわついた。
そのもやもやに、少しだけ素直になってみたこと。
それが、今の働き方につながる最初の一歩でした。
小さな違和感や、なんとなくの関心。
そこには、あなたが本当に求めている働き方のヒントが隠れているかもしれません。
やりたいことがなくても始められる「自分に合う仕事の見つけ方」3ステップ

「自分に合う仕事の見つけ方」は、見つけるよりも気づく・試してみることから始まります。
ここでは、やりたいことが明確でなくてもできる、3つの小さなステップをご紹介します。
ステップ1|気になる働き方を観察してみる
「やってみたい仕事」はなくても、
「なんか気になる」「こういう人いいな」と思える働き方はありませんか?
まずは、SNSやYouTubeで気になる人を3人見つけみることから始めてみましょう。
たとえば…
- 元教員から在宅ワーカーになった人
- 副業でスキルを活かしている人
- 好きなことを仕事にしているフリーランス
ただ見るだけでいいんです。
「こういう働き方っていいな」「これならできそうかも」
そんな感覚を集めることで、あなたの中にある価値観が自然と整理されていきます。
ステップ2|実際に小さく試すをやってみる
いきなり転職や資格取得ではなく、「できそうなことを1つ、試しにやってみる」。
この一歩が、わからない から 少し分かったかも への大きな分岐になります。
たとえば…
私自身も、最初は「スキルなんてない」と思っていましたが、
教員時代の「伝える力」や「資料作成スキル」が、思いがけず仕事に活きることを実感しました。
ステップ3|不安を書き出して、選べる自分 に気づく
何かを始めようとすると、たくさんの不安が出てくるもの。
「時間がない」「自信がない」「失敗したらどうしよう」など…
でも、不安を頭の中に置いておくと、ずっと動けません。
そこでおすすめなのが、紙に書き出して「不安を見える化する」こと。
さらに、「それでもやってみたいこと」「気になっている働き方」も一緒に書いてみると、
自分の中にちゃんと 希望 があることにも気づけます。
それが、「選ばされる側」ではなく「選べる自分」になるための第一歩です。
自分に合う仕事の見つけ方に『正解』はありません。
でも、小さな行動の積み重ねが、必ずあなたの道をつくってくれます。
「自分に合う仕事の見つけ方」で迷わないためのヒント

「自分に合う仕事の見つけ方」は、情報を集めて終わりではなく、
迷ったときに立ち返れる 考え方の軸 をもつことが大切です。
ここでは、迷子にならないためのヒントを3つご紹介します。
ヒント1|他人の成功ストーリーに振り回されなくていい
SNSやブログには、「好きなことで生きていく」「月◯万円達成!」など、
キラキラした発信がたくさん流れてきますよね。
でも、それは その人のペースで歩んできた結果 であって、
あなたも同じようにしなきゃいけないわけではありません。
比べるべきは「他人」ではなく、「昨日の自分」。
少しでも考えた、書き出した、調べた…それだけで立派な前進です。
ヒント2|「好き」や「向いてる」は、やってみて初めてわかる
「やりたいことが見つからない…」
その背景には、「最初から確信がもてなきゃ動いちゃダメ」という思い込みがあります。
でも実は、向いてるかどうかは、やってみて初めて感じられるもの。
行動のあとに「意外と楽しかった」「思ったよりできた」が待っていることも多いんです。
私も最初は、「Canvaで画像を作ってみたい」と思ったのが始まりでした。
気づけばそれが今のインスタ運用代行につながるきっかけになりました。
ヒント3|「選んだあとに、変えてもいい」と思っておく
「この選択で本当にいいのかな…?」と迷って、結局動けなくなることってありますよね。
でも、ひとつ覚えておいてほしいのは、働き方は 決めたら終わり じゃないということ。
あなたが決めたら、それは「今の自分に合う」選択。
もし合わなければ、あとから変えても、やめても、全然大丈夫です。
大切なのは、今の自分に正直に選ぶこと。
自分に合う仕事の見つけ方に、100点満点の正解はありません。
でも、今のあなたに合った一歩なら、必ず見つけることができます。
さいごに

「やりたいことがない」
「向いてる仕事なんて本当にあるのかな」
「私にできることなんて、何もないかも…」
そう感じているあなただからこそ、ここまで読んでくださったのだと思います。
でも、その悩む気持ちこそが、今の場所から抜け出したいというサインです。
私自身、教員を辞めるときは「何も残ってない」と思っていました。
資格も、実績も、自信もない…。
でも、「ちょっと気になる」「これならできるかも」と思ったことに素直になってみたことで、少しずつ、今の働き方にたどり着きました。
自分に合う仕事の見つけ方は、
特別な才能や完璧なプランがなくても大丈夫です。
大切なのは、
- 今の自分に少しでもフィットすることに目を向けること
- 小さな違和感や興味に耳を傾けてみること
- そして、今日の「気づき」や「言葉」を忘れずにいること
「まだ何者でもない」ように思える今のあなたにも、
実はもう、未来につながる種があるのだと思います。
自分を責めるのではなく、少しだけ信じてみてください。
一緒に、私らしい働き方を探していきましょう。
次の一歩としてできること
- 今日気づいたことを、ノートやスマホに書き留めてみる
- 本当はどうしたいのか?自分の気持ちを書き出してみる
- 無料の診断ツールや働き方診断にトライしてみる(無料性格診断テスト)
あなたの人生の選択肢は、ひとつじゃありません。
「今の自分に合う働き方」を、一緒に見つけていきましょう✨