働き方

【在宅ワーク、私にもできる?】未経験から始める4つの働き方を徹底比較!

在宅ワークを始めたいけど、どんな働き方があるの?
私にもできるのかな…?

そんなふうに感じていませんか?

実は、在宅ワークと言っても、働き方のスタイルは1つではありません。

  1. 在宅勤務
  2. 在宅パート
  3. 副業
  4. フリーランス

それぞれの働き方によって、
収入 や 自由度 、仕事の探し方 が大きく異なります。

また、「始めやすさ」や「続けやすさ」も人によって変わってきます。

この記事では、未経験から始めやすい在宅ワークの4つのスタイルを、
わかりやすくお伝えします。

自分に合った働き方を知りたい方や、
在宅ワークを始めたい方のヒントになればうれしいです。

在宅ワーク、4つの種類

あらためて、在宅ワークにはどんな働き方があるのかを整理しました。

働き方  契約の形+特徴
在宅勤務 ・企業と雇用契約(正社員・契約社員)を結ぶ
・フルタイムで働くことで、毎月収入を得る
在宅パート ・企業と雇用契約(パート・アルバイト)を結ぶ
・決まった時間に働いて、時給制で収入を得る
副業 ・企業や個人と契約を結ぶ(※)
・本業以外で、自分のスキルや時間を使って収入を得る
フリーランス ・企業や個人と契約を結ぶ(※)
・会社に雇われず、本業としてスキルや経験を活かし、収入を得る

※副業・フリーランスの契約の形は「企業との業務委託契約」や「個人との直接契約」などがあります。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

それぞれの特徴

① 在宅勤務

在宅勤務とは、会社に雇用されながら、自宅で働くスタイルです。

企業に所属しているため、毎月の給与が支給され、
安定した収入が得られるのが特徴です。

勤務形態は主に2つ

タイプ 内容
フルリモート勤務 出社せず、すべての業務を自宅で行う働き方
ハイブリッド勤務 一部は出社し、一部は在宅で働くスタイル

この働き方は、IT業界やクリエイティブ職、事務職など、
業務内容によって可能な場合が増えています。

 

メリットとデメリット

メリット  デメリット
毎月の収入が安定している 収入の上限が決まっている
福利厚生がある 仕事内容の自由度が低い
企業ブランドが活かせる 業種によってはリモート不可
チームで相談しやすい 自分で仕事を選べない場合も

 

こんな人におすすめ!

  • 安定した収入を求める人
  • 「この会社で働きたい」という企業がある人
  •  企業の福利厚生を活用したい人

 

仕事の例

  • カスタマーサポート(メール・チャット対応)
  • Webマーケティング・広告運用
  • エンジニア・デザイナー(企業のプロジェクトに参加)

 

仕事の探し方

  • 転職サイトで「リモートワーク可」で検索
  • 企業の公式サイトの採用ページを確認
  • 現在勤めている会社で、在宅勤務が可能か相談してみる

 

「会社に所属しながら、在宅で働きたい」と考えている方には、
在宅勤務という働き方が、安心してスタートしやすい選択肢になります。

みさき
みさき
「リモートOKな会社で働く」という道も、
少しずつ広がっていますよ。

次は、「在宅パート」について見ていきましょう。

② 在宅パート

在宅パートとは、企業とパート・アルバイト契約を結び、
時給制で自宅から働くスタイルです。

会社に所属しながら、決まった時間だけ働くため、
家庭や他の予定と両立しやすいのが特徴です。

働き方の特徴

タイプ 内容
時間固定型 あらかじめ決まった時間に業務を行うスタイル
シフト相談型 週◯日・1日数時間など、柔軟に相談できるケースも

この働き方は、事務系・コールセンター・データ入力などの職種で増えています。

 

メリットとデメリット

メリット  デメリット
毎月の収入がある程度安定している 時給制のため、働いた時間以上には稼げない
未経験OKの仕事が多く、始めやすい 業務内容の自由度が低いことが多い
サポート体制やマニュアルがある スキルアップや昇給には限界がある
家事・育児と両立しやすい シフトに制約があると柔軟に動きにくい場合も

 

こんな人におすすめ!

  • 家庭や育児と両立しながら働きたい人
  • 初めての在宅ワークに挑戦したい人
  • 毎月一定の収入が欲しい人
  • マニュアルのある環境で安心して働きたい人

 

仕事の例

  • データ入力
  • コールセンター(受電・架電)
  • カスタマーサポート(チャット・メール対応)

 

仕事の探し方

  • 求人サイトで「在宅 パート」「リモート パート」などで検索
  • 企業の採用ページで「時短・在宅OK」求人をチェック
  • ママ向け求人サイトなども活用すると◎

 

自宅で、決まった時間だけ働いて収入を得たい方には、
在宅パートという働き方が合っていると思います。

みさき
みさき
在宅パートも選択肢の一つですね!

次は、「副業」についてご紹介します。

③ 副業

副業とは、会社に勤めながら、本業以外の時間を使って働くスタイルです。

企業に勤めながらでも始められるため、
収入を増やしたい人や、スキルを活かして働きたい人に人気があります。

最近は副業を推奨する企業も増えており、
在宅でできる副業の選択肢も広がっています。

働き方の特徴

タイプ 内容
スキル型副業 自分のスキルを活かして案件を受ける(例:ライティング・デザイン)
スモール副業 短時間・未経験でも始められる仕事(例:データ入力・文字起こし)

多くの場合、企業や個人と契約を結ぶ形で報酬を得ます。
報酬は、1件ごとの成果報酬や月額固定などさまざまです。

 

メリットとデメリット

メリット  デメリット
収入の柱を増やせる 案件がなければ収入がゼロになることも
本業と両立しながら始められる 時間管理や体力的なバランスが必要
好きな仕事・得意なことを選べる 自分で営業や提案が必要になることも
未経験から始めやすい仕事も多い 確定申告などの手続きが必要になることも

 

こんな人におすすめ!

  • 本業+αで収入を増やしたい人
  • スキルや得意を活かした働き方に挑戦したい人
  • 会社に縛られず、新しい働き方を探したい人
  • まずは副業から始めて、将来の独立も視野に入れたい人

 

仕事の例

  • ライティング・ブログ記事作成
  • データ入力・文字起こし
  • SNS運用・投稿作成代行
  • 動画編集・Canvaでのデザイン作成
  • ココナラ・ストアカなどでのスキル販売

フリーランスと共通する仕事もありますが、副業では「スキマ時間で無理なくできる業務」が中心になります。

 

仕事の探し方

  • クラウドワークス、ランサーズなどのクラウドソーシングを利用
  • ココナラなどのスキルマーケットに出品
  • SNSやブログで発信し、直接依頼を受ける
  • 副業OKなマッチングサービスを活用(例:シュフティ、スキマワークス など)

 

【副業を始める前に…】

副業を始める際は、今の会社が副業を認めているかどうかを事前に確認しておくと安心です。

社内規定や就業規則をチェックしたり、必要であれば上司や人事に相談してみましょう。

 

本業を続けながら、収入を増やしたりスキルを活かしたりできるのが副業の魅力です。

みさき
みさき
自分のペースで少しずつ始めたい方は、
副業から挑戦してみるのもおすすめです。

最後に、「フリーランス」についてご紹介します。

④ フリーランス

フリーランスとは、企業や個人と契約を結びながら、
会社に属さず独立して働くスタイルです。

自分のスキルや経験を活かして、本業として自由な働き方で収入を得るのが特徴で、
報酬は案件単位・月額固定など、内容によって異なります。

働き方の特徴

タイプ 内容
プロジェクト型 案件ごとに契約し、納期・成果物に応じて報酬を得る
継続契約型 クライアントと継続契約を結び、月額などで収入を得る

働く時間・場所・仕事内容はすべて自分で選ぶことができるため、
ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能です。

 

メリットとデメリット

メリット  デメリット
働き方や仕事内容の自由度が高い すべてを自分で管理する必要がある(営業・契約・請求など)
収入の上限がない 案件がなければ収入は不安定になることも
得意なこと・好きなことで働ける 社会保障(保険・年金など)は自分で手続きが必要
キャリアの方向性を自分で決められる 孤独を感じることもある

 

こんな人におすすめ!

  • 自分の得意やスキルを活かして働きたい人
  • 仕事の選択肢や働き方の自由度を大切にしたい人
  • 将来、好きなことを本業にしたいと考えている人
  • 自分のペースでキャリアを築いていきたい人

 

仕事の例

  • SNS運用代行・マーケティング
  • Webライター・編集・コンテンツ制作
  • Webデザイナー・動画編集者
  • オンライン秘書・事務代行
  • コーチング・講師業(スキル提供型)

※副業でも扱われる仕事と重なる部分はありますが、フリーランスでは「本業として継続的に関わる案件」や「より専門性が求められる案件」も増えていきます。

 

仕事の探し方

  • クラウドワークス、ランサーズなどのクラウドソーシングを利用
  • SNSやブログで発信し、直接依頼を受ける
  • ポートフォリオサイトや実績ページを作成してアピール
  • 友だちや知人、過去や既存のクライアントから依頼や紹介を受ける

 

フリーランスは、自分の力で仕事をつくり出す、自由で挑戦的な働き方です。

みさき
みさき
責任も大きいですが、
得られるやりがいや自由度も大きくなります。

「もっと自分らしく働きたい」「仕事も生き方も選びたい」
そんな方にとって、フリーランスは魅力的な選択肢になるのではないでしょうか?

まとめ|あなたにぴったりな在宅ワークはどれ?

在宅ワークには、4つのスタイルがありますが、
それぞれに合う人や、向いているライフスタイルは少しずつ違います。

働き方別、おすすめな人

働き方 おすすめな人
在宅勤務 安定した収入・福利厚生を重視したい人
在宅パート 決まった時間で、無理なく働きたい人
副業 スキマ時間でスキルや得意を活かしたい人
フリーランス 自分らしい働き方で、収入アップを目指したい人

ここまで読んで働き方の違いはわかったけれど、
「実際の1日の流れって、どんな感じ?」って気になりますよね。

そこでまずは、それぞれの働き方で「1日にどれくらい働くのか?」 を見てみましょう。

稼働時間の目安

※副業の場合は、休日を活用する方も多いようです。

稼働時間は、ライフスタイルに大きく影響するポイント。
「続けられそうか」「自分に合っているか」を考えるヒントにしてみてくださいね。

在宅ワーク4タイプ|とある1日の過ごし方

次に、「実際にどんな1日を過ごしているのか?」
働き方別に、ざっくりとした1日の流れを表にしてみました。

このように、働き方によって、1日の過ごし方もさまざまです。

だからこそ、「収入」だけでなく、「どんなふうに働きたいか?」という価値観も大切にしたいところ。

自分に合った働き方を選ぶことが、理想の未来につながっていきますよ

さいごに|迷っているあなたへ

ここまで、在宅ワークのさまざまな選択肢についてお伝えしてきました。

私自身、最初はどの働き方がいいのか迷いながらも、
自分に合った方法を模索。

そして最終的に、フリーランスという道を選びました。

フリーランスを選んだ理由は、
「自分のスキルを活かして、自由な働き方をしながら、
目の前の人に喜んでもらえる仕事がしたい」と思ったからです。

クライアントに「助かりました」「お願いしてよかった」と言っていただける度に、
この働き方を選んで本当によかったと感じています。

もちろん、最初から順調だったわけではありません。
(今も成長過程です!)

スキルアップや収入の不安など、これまでにも乗り越えるべき壁はたくさんありました。

でも、一歩ずつ行動を積み重ねていくうちに、

  • 自分の得意なことを活かせる仕事が増えてきた
  • 収入が上がり、安定するようになってきた
  • 働く時間や場所を自由に選べるようになってきた

と、理想の働き方に近づいていることを実感しています。

どの働き方を選ぶかは人それぞれ。

「まずは副業から始めてみる」「企業での在宅勤務を活用する」など、
自分に合った方法でチャレンジしてみるのも◎。

「自由な働き方がしたい」「自分のスキルを活かしたい」と思うなら、
フリーランスという道も選択肢のひとつ。

「自分に合った働き方、ちょっと見えてきたかも…」と思えたら、
次のヒントもぜひ見つけてみてくださいね。