「在宅ワークって、自分らしく働けそう」
「もっと自由に、自分のペースで働きたい」
そんなふうに理想の働き方を思い描いたことはありませんか?
実は、その理想を描けている時点で、あなたはすでに最初の一歩を踏み出しています。
けれど、いざ始めようとすると…こんなふうに感じることもあるかもしれません。
「でも、何から始めたらいいかわからない…
「私にできる仕事なんてあるのかな?」
この「理想と現実のギャップ」を埋めるために大切なのが、
自分を知ること=自己分析です。
自己分析をしないと…
自己分析をしないまま進んでしまうと
やってみたい仕事は見つかっても、
「自分に合っているのかな?」と不安になって立ち止まってしまう…。
まわりと比べて焦ったり、自信をなくしたり…。
理想の働き方はあっても、どの道を選べばいいのかわからず、
迷子になってしまうこともあります。
これらは、実際に私も感じたことがある壁です。
自己分析をすると…
自己分析をしてから進むと
「自分はどうしたいか」「どんなことを叶えたいのか」がクリアになり
理想と現実のギャップを「どう埋めるか」が具体的にできます。
そして迷ったとしても、理想に立ち返って次の一歩を踏み出すこともできます。
つまり、自己分析は「理想を叶えるための地図」!
これから一緒に、その地図を描いていきましょう。
理想に近づくカギは「自分を知ること」
ここまで読んで、
「やってみたい気持ちはあるけど、どう進めればいいのか分からない」
そんなふうに感じた方もいるかもしれません。
そのもやもやの正体は、
自分自身の考えや気持ちがまだ整理されていないからです。
自分を知ることができれば、どんなスタートを切ればいいか、
どんな働き方が向いているかが見えてきます。
自己分析は、理想への遠回りに見えて、実は一番の近道。
ここからは、
理想と現実のギャップを埋めていく「4つのステップ」を
ご紹介していきます✨
Step1|【未来】理想を自由に思い描く
最初にイメージしていただきたいのは、「理想の人生」。
あなたが本当に望む生き方は、どんなものでしょうか?
まずは、理想の暮らしや働き方について考えてみましょう。
- どんな時間の使い方をしたい?
- どんな人と関わりたい?
- どんな気持ちで1日を終えたい?
- どんな働き方をしたい?
- どんな仕事をしたい?
- 行ってみたい場所ややってみたいことは?
理想を「具体的なイメージ」にすることで、
選びたい働き方や行動の方向性が見えてきます。
未来のビジョンは、自己分析の出発点。
住みたい場所、行きたい場所、欲しいものなどの写真を集めて
理想を具体的にイメージするのもおすすめです。
Step2|【現在】今の自分をフラットに見てみる
理想を思い描いたあとは、一度立ち止まって
「今の自分」 を冷静に振り返ってみましょう。
- どんな作業なら集中できる?
- 得意なこと/苦手なことは?
- どんな環境だと集中できる?
- 今、1日で使える時間はどれくらい?
- 理想を叶えるために必要のないことは?
- 理想に近づくために、今の自分に足りないことは?
- 「できない」と思っているけど、工夫すればできそうなことは?
こうして「今の自分」を整理すると、
「できること」と「まだできていないこと」が見えてきます。
理想と比べて焦る必要はありません。
まずは、今の自分をそのまま受け止めることが、次のステップにつながります。
たとえば、
「自信がないから挑戦しない」
「今のスキルでは無理そうだからやめておく」
と考えてしまうと、理想にはなかなか近づけませんよね。
今の自分を受け入れつつ、
「ちょっと背伸びしたらできそうなこと」に目を向けると、
理想に近づくための道筋が見えてきます。
そして、未来の可能性がもっと広がるきっかけになっていきますよ。
Step3|【過去】これまでの経験からヒントを探す
過去の経験には、あなたの「強み」や「好きの原点」が詰まっています。
こんな視点で振り返ってみましょう!
- 過去に「楽しかった」「夢中になった」経験は?
- 人に褒められたこと、感謝されたことは?
- うまくいかなかったことから気づいたことは?
- 自分らしくいられた瞬間って、どんなとき?
- 今までで一番、達成感を感じたことは?
- つい人にアドバイスしてしまうことは?
すべてがそのまま仕事に活かせるとは限りませんが、
「自分らしく働ける、生きられる土台」は、過去のから見つかります。
「私は特別な経験なんてない…」と思うかもしれませんが心配ありません。
たとえば、「ただ好きだったこと」や「なんとなく続けてきたこと」も、
振り返ると大切なヒントになります。
「これって何かの役に立つのかな?」と思うようなことでも、
意外と誰かに求められているかもしれません。
小さなことでも、思い出してみてくださいね。
Step4|【行動】理想と現実のギャップを埋めるための行動を考える
ここまでの自己分析で、見えてきた部分もあるのではないでしょうか?
- 自分がどんな生き方、働き方をしたいのか(理想)
- 今の自分ができること・得意なこと(現実)
「思い描いた理想」と「今の自分」には
ギャップがある ということに、気がつくと思います。
でも、この差=ギャップがあるのは 当たり前のこと です。
むしろ、ギャップがあるからこそ、成長の伸びしろがある とも言えます。
理想に一歩近づくために、「できないこと」ではなく、
ギャップを埋める行動を考えてみましょう!
たとえば、こんなふうにギャップを埋める
理想:好きな場所でPCひとつで働きたい
現実:まだパソコンのスキルに自信がない
行動:無料のツールから少しずつ使ってみる/タイピングの練習をしてみる
理想:人に感謝される仕事がしたい
現実:何が得意か自分ではわからない
行動:過去に人から「助かった」「ありがとう」と言われたことをノートに書き出してみる
理想:時間に縛られず自由に働きたい
現実:家事や育児に追われて時間が取れない
行動:朝15分だけ自分の時間を確保する/週に1回、自分のことを考える時間をスケジュールに入れる
行動は 小さく
ギャップを埋める行動は、大きくなくてOKです。
むしろ、小さな行動の積み重ねが、理想に近づく確かな道になります。
そして「やる気がある日にやる」のではなく、
新しいことを始めるときは、「続けられる仕組み」があると安心です。
おすすめなのは、すでにやっていること+新しい行動のセット。
たとえば、こんなふうに
①【朝、コーヒーを淹れる時間に】
本を読んだり、スマホで検索したりして、理想を叶えるための知識をインプット
朝の習慣とセットにすることで、情報収集が気軽に日課になります☕️
②【昼ごはんの前に】
ノートに「今日の自分にできそうなこと」を1つだけ書いてみる
お昼前は思考が整理されやすいタイミング。
小さな目標を言語化しておくと、午後がちょっと前向きになります。
③【夜、歯を磨いた後に】
スマホのメモに「今日感じたこと」「ちょっと気になった働き方」をひとこと記録する
寝る前のひと呼吸の時間に、1日の気づきを振り返るだけで、
自己理解がぐっと深まります。
あなたの生活に合ったルーティーンとの組み合わせを、ぜひ見つけてみてくださいね。
さいごに|理想は、行動で近づけるもの
自己分析は、「理想に気づき」「今を受け止め」「小さな行動を重ねる」ためのプロセス。
理想は、行動で近づけるもの。
一歩ずつでも進めば、確実に未来は変わっていきます。
私も、理想を叶えるために日々小さな一歩を積み重ねている最中です。
理想をあきらめるのではなく、行動を重ね、
少しずつギャップが埋まり、理想に近づくと実感しています。
Step1|【未来】理想を自由に思い描くところから
紙とペンを用意、またはスマホのメモ機能を開いて
まずは、思いつくままに書き出してみましょう!
自分の思いや考えを言葉にすると、次に取るべき行動が見えてきますよ。